「未経験からIT企業に転職したい。」
というお悩みをお持ちではないでしょうか?
そのような方におすすめなのが派遣です。
理由は、実際に私が派遣を使って実務経験のコーダーとして転職できたからです。
実務未経験者がいきなり正社員として採用されるのは難しく、時間や労力も掛かります。
派遣社員だと比較的簡単に入社でき、履歴書を手書きで書くなどの面倒な作業は不要です。
これから派遣を利用しようと検討している方に向けて、派遣社員経験者がメリット・デメリットを教えます。
派遣のメリット
実際に私が派遣を使って体験したメリットを紹介します。
- 実務未経験でも入社しやすい
- 残業代が支給される
- 事前に業務内容を詳しく知ることができる
- 履歴書を毎回書かなくてもOK
- 更新のタイミングですんなり辞めれる
- 辞めるときは派遣している企業に伝えるだけでOK
- 有給が気軽に使える
これらのメリットを順番に解説します。
実務未経験でも入社しやすい
正社員よりも派遣社員の方が入社しやすいです。
なぜなら、正社員よりも派遣社員の方がクビを切りやすいからです。
正社員で実務未経験者を雇った場合、「スキル不足で役に立たない」という理由だけではクビにすることはできません。
派遣社員の場合は、「スキル不足で役に立たない人」は契約更新タイミングでクビにできます。
なので、派遣社員は実務未経験者でもお試しで採用して「使える人材なら継続採用」or「使えない人材なら契約更新しない」という選択肢があり、企業側も実務未経験者を採用しやすくなります。
もちろん、派遣社員として働いた期間は実務経験となるので、実務未経験よりも転職・就職がしやすくなります。
派遣社員として働いて、実務経験を積んでから正社員を目指すのがおすすめです。
残業代が支給される
派遣社員は基本的に時給計算で給料が決まります。
もちろん、残業も労働時間に該当するので、残業した分も時給が発生します。
事前に業務内容を詳しく知ることができる
派遣会社を利用する場合、コーディネーターの方に希望する「職種・時給・勤務地・業務内容」を伝えます。
私の場合、とにかくコードを書きたかったので、「1日中コードを書ける案件を紹介してください」と伝えていました。
すると、コーディネーターの方から希望に近い案件を紹介してもらます。
その際に、気になった案件の業務内容や残業時間などを詳しく教えてもらうことが可能です。
コーディネーターは企業の面接官ではないので、気になることはドンドン質問してOKです。
派遣を利用することで、就業前・就業後のミスマッチを減らせます。
履歴書を毎回書かなくてもOK
就職・転職活動で面倒なのが手書きの履歴書ですよね。
派遣会社を利用すれば、履歴書を書くことなく就職・転職できます。
派遣の場合スキルシートと呼ばれるモノが履歴書の代わりです。
スキルシートは、今までの経歴・ポートフォリオ・学習経験などをまとめたモノになります。
スキルシートは、派遣会社のフォーマットに従って1度エクセルなどで記入すればOKです。
派遣会社を利用することで、面倒な手書きの履歴書から解放されます。
更新のタイミングですんなり辞めれる
いざ就職・転職すると、「人間関係が合わない」「思っていた業務内容と違う」なんてこともありますよね。
このような場合、派遣社員なら契約更新のタイミングで派遣会社に「辞めたい」と伝えればすんなり辞めれます。
実際、私も人間関係が合わなくて1ヵ月で辞めたことがあります。
正社員の場合、「この職場と合わない」と思っていても、「辞めます」と言い出しにくいですよね。
辞めるときは派遣している企業に伝えるだけでOK
辞める意思を伝えるのは、派遣会社だけでOKです。
派遣先の企業に、自分の口から直接「辞めます」と伝えることはありません。
辞める時も気持ちが楽なのは派遣を利用する大きなメリットではないでしょうか。
有給が気軽に使える
繁忙期以外であれば、有給は基本的にいつでも使えます。
「有給を使わずそのまま失効してしまう。」なんてことは、ほとんどありません。
派遣のデメリット
残念ながら派遣はメリットだけではありません。
派遣を実際に使って感じたデメリットを紹介します。
- 基本的に交通費が支給されない
- ボーナスがない
- 勤怠管理が面倒
これらのデメリットを順番に解説します。
基本的に交通費が支給されない
派遣社員の場合、基本的に交通費は自己負担になります。
職場が自宅から遠ければ、時間的・経済的な負担が増えます。
(これが結構イタイ。。。)
派遣会社でも、パーソナルテクノロジースタッフは交通費が支給されます。
(派遣会社で交通費を支給しているのは、パーソナルテクノロジースタッフぐらいです。)
ボーナスがない
残念ながら派遣社員にボーナスはありません。
賃金面では正社員に劣るのが派遣デメリットです。
勤怠管理が面倒
派遣社員は勤怠管理シートなどに毎日働いた時間を記入して、上司にハンコなどの認可をもらう必要があります。
これが、すごくめんどくさい。
しかも、月末には勤怠管理シートを派遣会社に送らなければなりません。
これも、すごくめんどくさい。(作業自体は1分ほどで終わりますが、、、)
どうしても派遣社員は、勤怠管理が面倒になります。
派遣社員にもスキルアップ・やりがいのある仕事を任せてもらえる
派遣社員は、スキルアップ・やりがいのある仕事を任せてもらえないと思っている方もいるでしょう。
個人的には、そのようなことはなく、スキルアップ・やりがいのある仕事を任せてもらえると思います。
実際、正社員と同じような業務をしている派遣社員もいました。
入社した最初の方はどうしても作業的な仕事が多くなりますが、半年〜1年ほど経てばやりがいや責任のある仕事を任せてもらえることはあります。
基本的に、正社員・派遣社員関係なく人材が育った方が会社にとってメリットです。
なので、派遣社員であっても経験の積める仕事を任せてもらえることは普通にあります。
結論:実務未経験者は派遣がおすすめ
実務未経験者が、いきなりIT企業に就職・転職するのは難しいです。
1年〜2年ほど派遣社員として実務経験をつけてから、正社員を目指すのがおすすめです。
実務経験を積めば、未経験者が応募できない求人にも応募でき、門戸がすごく広がります。
今はIT人材不足なので、スキルと実務経験をつければ割と簡単に転職可能です。
上でも説明したように、派遣会社を利用する場合は、交通費が支給されるパーソナルテクノロジースタッフがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
「実務経験を積む」という意味では派遣社員は、とてもおすすめです。
実務未経験のときにコーダーとして、転職できたのも派遣会社のおかげです。
実務未経験の方は、1度利用を検討されてみてはいかがでしょうか。